榊原氏が唱える「ヲタ芸禁止論」

  • まず、「ヲタ芸」といわれているものについて

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%F2%A5%BF%B7%DD

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B2%E3%82%BF%E8%8A%B8


これらを読むとわかるように、「ヲタ芸」といわれるものは実に沢山の種類があり、定義も曖昧である。
どの範疇のヲタ芸についてなのか、ある程度は明確に示してから言及する必要があるのではないか?


仁王立ちでじっと聴き入っているのも禁止なのか?とか言い出す者も出てきそうだ。
もしそうなら、誰もライブに来なくなるぞw
・・・まぁ極論だが。


屁理屈だと思われた方もいらっしゃるだろうが、見方によっては重要にも思える。



  • では、狭義のヲタ芸について言及してみよう。
  • この公言により今後、懸念されること。
    • 彼女のアーティスト活動が制限される可能性
    • 特に流行や情報に弱い(振り回されがちな)人たちへの影響



ヲタ芸文化(と言って良いのかはわからないが、こういった類のもの)は、存在して良い。
要は、使い方の問題である。
どんな文化・教え・理論なども、適用の仕方次第で良いものにも悪いものにもなりうる。
そのことをふまえて、打ち師たちは自らの行動を今一度見直すべきだというところは、
多くの方々が指摘している通り、自分も同じ意見です。


だが、榊原氏の記述の仕方にも問題がないとは言いきれないですね。。
彼女の公言の内容を一言でまとめてしまえば、
 少なくとも、榊原ゆいのイベントについてはヲタ芸禁止
ってことで、あとはその理由と考えを述べているだけのこと。

しかし、受け取り手によっては、
全てのイベントにおけるヲタ芸の存在そのものを否定しているかのようにも見える書き方であることも否めない。
それにより、一部の方々の大きな誤解、批判を生んでいる可能性がある。




以上の理由で、この公言は必ずしも、
彼女にとってもファン側にとっても、最良だったとは思えない。


但し、思い切った言動に踏み切った、その勇気と英断には感服、敬意に値します。




<後日補完予定>




ちなみに自分は、2〜3年前まではロマンスとか打ちまくっていた時もありましたが、
昨年あたりからは自粛の方向です。
いい歳になったということもありますが・・・


今ですと、自分が気合入れて応援するライブはゆかり姫くらいですが、
姫の歌声に聴き入り、姿をじっくり観るので、気が付くと狭義のヲタ芸はかえって出てこないんですよね。
本当に好きな、本命とするアーティストのイベントならば、そういうものなのかもしれません。